「くすみ」の原因とケア

シミやシワと違って、「くすみ」のトラブルは自覚しにくいため、そのまま放置しがちです。

でも、明るさやツヤが失われてくすんだ肌は、「疲れている」「顔色が悪い」という印象を人に与えるため、実年齢よりも老け込んだように見えます。

血色が良く「くすみ」のない肌は、肌の下に流れる毛細血管の血液の色が透けて、ほんのり赤みを帯びています。

逆に、血行が悪ければ青白かったり、くすんで見えたりしてしまいます。

また、血行不良によって血液やリンパの流れが滞ると、体中の細胞に十分な酸素や栄養素を届けることができなくなります。

そうなると、肌のターンオーバーが遅くなり、28日ではがれ落ちていくはずの死んだ角質細胞が肌に居座り続けてしまいます。

この古くなった角質細胞はメラニンを含んで黒っぽい色をしているため、肌をくすんでみせる原因となります。

また、ターンオーバーの乱れは、くすみ以外にもシミやシワなどあらゆる肌トラブルを引き起こします。

血行不良は肌にとって大敵です。

血行不良で角質肥厚になった肌は、どんなに優れたコスメを使っても、肌の奥まで成分が行き届かないため効果が十分に発揮できません。

血行不良を解消するためには、顔のコリをほぐし、リンパの流れをスムーズにするマッサージがおすすめです。

目の下、小鼻の横、頬骨の下、耳前などが効果的です。どこがツポ?と難しく考えなくても大丈夫です。押して気持ちいいと感じるところは、だいたい合っています。

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