エステ脱毛において施術を行うのはエステティシャンです。

エステティシャンは医療行為を行う国家資格を持っていないため、法律的にもエステ脱毛では医療行為である毛根の不可逆的破壊を行うことができません。

このため、エステ脱毛においては、医療用レーザーと比較して毛根の破壊作用が弱い光治療器が主として使用されるだけでなく、毛根の不可逆的破壊に至らない程度の照射出力でしか照射しません。

しかし、エステ脱毛を一定期間受けたことによって、脱毛部位によっては永久脱毛が達成できている事例があります。

また、毛根のみならず皮膚の不可逆トラブルに起因する後遺症がメディアで時々取り上げられていることからして、機器の改造などによって、毛根の不可逆的破壊が可能な出力、またはそれに近い出力での照射が行われている可能性は否定できません。

エステで行う脱毛の施術が一時的な除毛・減毛を目的としている限りにおいては、痛みは無いかわずかで済む可能性があります。

このため、子供や痛みが苦手な人にとっては、本当の意味での永久脱毛を目標に設定しない限りは、エステ脱毛はそれなりに意義のある選択肢となり得るでしょう。

また、痛みをほぼ感じさせない強さの脱毛行為は、皮膚トラブルのリスクも極めて低くいことから、安全といえます。

しかし、エステ脱毛にも拘わらず、高出力照射が行われる場合は、医療脱毛と同様に施術前の毛と皮膚状態の評価や施術後の皮膚変化に対する対応が求められます。

こうした対応ができない場合は、医療機関以外での脱毛施術は低出力で行うべきであり、そもそも、法律的にも制限されることになります。

「大美会クリニック」で痛くない医療脱毛