1度の脱毛施術でなくなる毛は?

毛は肌の内部にある毛母細胞が活発になって毛が伸びていき、やがては、毛母細胞が停止して毛が毛乳頭から離れていくというサイクルを繰り返していきます。

この成長期~退行期~休止期のサイクルを毛周期といい、部位によって毛周期の長さは変わってきます。

脱毛器を使っての脱毛方法は、毛周期サイクルの中でも、成長期にあたるムダ毛の毛根にダメージを与えて脱毛します。

退行期や休止期の毛根は、毛根との結びつきが弱かったり離れていたりするため、脱毛の効果はほとんどないからです。

この成長期で生えている毛の量は、全体の15~20%と言われておりますので、1回脱毛しても、効果があるのはそれくらいの量にしかなりません。

しかし、これはあくまでも目安で、個人差があります。毛周期は部位や体調、あるいは、その人に体質によっても異なります。

また、毛抜きなどを頻繁に使って脱毛すると、毛周期が乱れて、成長期の毛の量が変化してしまいます。

このため、脱毛の効果を感じるタイミングは、個人差が生じるのです。それでも、一般的な目安はあります。

クリニックで医療レーザー脱毛をすると、だいたい、5~6回くらいの施術で永久脱毛できると言われております。

これは、成長期の毛の量が15~20%なので、5回か6回行なえば、脱毛した部位の全ての毛の量を処理できるという計算からです。

しかし、家庭用脱毛器や脱毛エステの脱毛器は、クリニックに比べ出力が弱いため、1回の脱毛で成長期に生えている毛を全て処理できず、それだけ回数が増えてしまいます。

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