敏感肌の原因と症状

敏感肌は増加傾向にあると言われ、「自分は敏感肌だ」と思っている人が70~80%にも上るそうです。

敏感肌とは、肌が刺激に対して過敏に反応する肌のことを指します。その症状は、肌が炎症を起こす、赤くなる、ピリピリしたとした痛みやしみたりかぶれたりするなどです。

敏感肌といってもそのタイプは様々あり、体質によるものやストレスによるものなど、色々な原因があります。

また、季節や環境の変化によって肌が荒れてしまう、「ゆらぎ肌」も敏感肌と言えるでしょうし、多くの子供が悩まされているアトピー肌も敏感肌の仲間です。

敏感肌の人に共通しているのは、肌のバリア機能が低下していることです。

元々、肌にはバリア機能が備わっており、これによって、肌は外部刺激から守られております。

しかし、このバリア機能が弱まると外部刺激に対応できなくなり、これによって、体が過剰に反応して、かゆくなったり、お肌が荒れてしまうのです。

肌のバリア機能は、セラミドという成分によって保たれており、肌の一番上の層である角質層に存在しております。

セラミドは、角質層の細胞と細胞の間にあって細胞同士をくっつけ、うるおいを保つ役割を果たしております。

このセラミドが不足すると、角質層がカスカスになって外部刺激が侵入しやすくなるだけでなく、うるおいが保つことが出来ずに、乾燥が進行してしまいます。

セラミドは加齢や紫外線によって減少して行くため、年齢を重ねるに従い敏感肌に傾いて行くのです。

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