簡単にできる肌質チェックの方法

肌のタイプは人それぞれ。加齢はもちろん、季節や体調によっても変わることがあります。美肌のためには、その時の状態に合ったスキンケアをすることが大切です。

まずは、現在の肌の状態を知ることから始めましょう。

自分で肌質を確認するためにはまず、朝、洗顔料はつけずに水に近いぬるま湯で顔を洗う。次いで、乾いたタオルでやさしく押さえるように水気を吸い取る。その後、何もつけずにそのままの状態で15分間待つ。

15分後、あなたの肌はどのような状態になりましたか?次に肌を観察し、両手で包み込むように触って、現在の肌の状態に合ったものにチェックしてみてください。

■乾燥肌:顔全体に突っ張りを感じる。乾燥で白く粉をふいている部分がある。かゆみがある。ザラつきがある

■普通肌:しっとりしている。乾燥が気になる部分はない。ハリと弾力がある。サラサラしている

■混合肌:頬や口周りに突っ張りを感じる。脂浮きしている部分がある。乾燥で白く粉をふいている部分がある。Tゾーンにベタつきがある。

■脂性肌:顔全体がテカテカしている。毛穴の開きが目立つ。Tゾーンに脂浮きがある。ベタつきがある。

このチェック項目の中で、最も多くチェックのついたものが現在のあなたの肌タイプです。結果を参考に日頃のスキンケアを見直してみましょう。


ニキビケア化粧品の選び方

毛を剃ると濃く太くなるのはホント?

毛を剃ると濃く太くなって生えてくると良くいわれますが、それは本当のなでしょうか?

元々、毛は先にいくほど細くなり、根元に近い部分は太いものですが、毛を剃ると切り口は木の切り株のように丸くなって、根元部分は太いまま毛根自体が残ります。

成長期になって、太いままの毛が伸びて表面に出てくるため、毛自体が太くなったと勘違いするだけなのです。

また、普段外気に晒されて、日光やドライヤーの熱などによって色が抜け落ちた毛を剃ると、内部に隠れていた黒い色素を保ったままの新しい毛が伸びてきます。このため、濃くなったように見えまることも関係しているようです。

すなわち、髪の毛を全部剃り落としたとしても、元々あっただ髪の毛が生えそろうだけでで、実際には濃く太くなるわけではありません。

しかし、毛は肌を外敵から守るために存在するものですから、何度も肌を傷つけるような剃り方をしていると、外敵から守ろうとして毛が濃くなることがあります。
特に、石けんやジェルなど何もつけずに剃る「から剃り」は、肌の負担が大き く、肌を傷つける代表的な方法です。

また、「逆剃り」は毛流れの反対に向かって剃る「逆剃り」は、長めの毛を剃るときにすると、毛が引っ張られるため肌が傷んでしまいます。さらに、一気に剃毛をするための深剃りは、カミソリ刃を肌に押し付けて剃るため肌が傷つきやすくなりますし、同じ場所を何度も剃ると肌へのダメージが大きくなります。

育毛の心得

1度の脱毛施術でなくなる毛は?

毛は肌の内部にある毛母細胞が活発になって毛が伸びていき、やがては、毛母細胞が停止して毛が毛乳頭から離れていくというサイクルを繰り返していきます。

この成長期~退行期~休止期のサイクルを毛周期といい、部位によって毛周期の長さは変わってきます。

脱毛器を使っての脱毛方法は、毛周期サイクルの中でも、成長期にあたるムダ毛の毛根にダメージを与えて脱毛します。

退行期や休止期の毛根は、毛根との結びつきが弱かったり離れていたりするため、脱毛の効果はほとんどないからです。

この成長期で生えている毛の量は、全体の15~20%と言われておりますので、1回脱毛しても、効果があるのはそれくらいの量にしかなりません。

しかし、これはあくまでも目安で、個人差があります。毛周期は部位や体調、あるいは、その人に体質によっても異なります。

また、毛抜きなどを頻繁に使って脱毛すると、毛周期が乱れて、成長期の毛の量が変化してしまいます。

このため、脱毛の効果を感じるタイミングは、個人差が生じるのです。それでも、一般的な目安はあります。

クリニックで医療レーザー脱毛をすると、だいたい、5~6回くらいの施術で永久脱毛できると言われております。

これは、成長期の毛の量が15~20%なので、5回か6回行なえば、脱毛した部位の全ての毛の量を処理できるという計算からです。

しかし、家庭用脱毛器や脱毛エステの脱毛器は、クリニックに比べ出力が弱いため、1回の脱毛で成長期に生えている毛を全て処理できず、それだけ回数が増えてしまいます。

脱毛サロン体験コースについて

育毛剤が効かないのは?

育毛剤の効果が薄いと感じる人の共通点として、頭皮に炎症、かぶれなどがある場合があります。

傷んだ頭皮に髪は生えません。薄毛に悩む方の約80%の頭皮に何らかの炎症や異常が見られるとされています。

頭皮に炎症やかぶれなどの症状がある場合は、まず、頭皮の状態を正常に回復させてから育毛剤を使用するようにしましょう。

また、育毛剤は程度の差こそあれ、頭皮に刺激を与えるものです。

もし自分の肌に合わない育毛剤ならば、たとえ高価なものであれ、頭皮を逆に傷めてしまう可能性があります。

その場合は、即座に中止し、皮膚科の医師に相談するか、別の育毛剤に変えるようにしてください。多くの場合、無添加の育毛剤と言ったアミノ酸系の育毛シャンプーを使うと肌にやさしく効果的です。

次に、身体の栄養管理ができていない場合があります。育毛剤は、髪に直接働きかけるというよりも、人間本来の自然な育毛機能をよりスムーズに展開させるための補助としての役割を果たそうというものです。

このため、身体に栄養が行き届いていなと、補助のしようがなく十分に育毛剤の効果が発揮できません。

正しい栄養補給こそが育毛の第一前提なのです。

野菜や果物といった直接的な食事に加え、食事では補いきれない育毛の必須栄養素を網羅した必須栄養素を網羅した、育毛サプリメントを併用すると効果的です。

継続使用6ヵ月~1年未満でやめてしまう場合もあります。

育毛剤に即効性を期待し過ぎて、我慢できずに2~3週間で育毛剤の使用をやめてしまう例が数多くあります。

しかし、育毛剤の効果は平均的に開始2~3ヶ月は見た目に変化がないか、又は進行することが普通です。

このため、まずは半年から一年間ほど、じっくりと時間をかけて育毛改善をしていく気持ちが大事です。

根気強く育毛剤とつきあう覚悟が必要です。

「外用薬」による脱毛症の治療